Peranakan Museum [シンガポール]
シンガポール最終日、11時にホテルをチェックアウトして従弟一家とタクシーに乗りオーチャードロードへ向かいました
「アイオン・オーチャード」の4階にある「パラダイスダイナシティ」でお昼を頂きました
酸辣湯麺(左上) ほうれん草のガーリック炒め(左下) 海老のピリ辛炒め(右上)
巻いたレタスをゴマダレで(右真ん中) インゲンと豚ミンチのスパイシー炒め(右下)
8色小籠包
小籠包には食べる順番が書いてあるメニューが添えてあります
オリジナル(白)、高麗人参(緑)、フォアグラ(茶)、黒トリュフ(黒)、
チーズ(黄)、蟹の卵(オレンジ)、ガーリック(グレー)、麻辣(ピンク)の順で食べます
子供用にはオリジナル小籠包を頼みました
食後、買い物をするという従弟一家と別れてMRTでシティホール駅へ
歩いて10分ほどのアルメニアン通りにある
プラナカン博物館へ行きました
1912年に建てられた道南学堂という学校の建物を使っています
1997年にアジア文明博物館の一部としてオープン、1998年にはナショナルモニュメントに指定され
2008年にプラナカン博物館としてリニューアルオープンしました
建物は柱と建物が対称になった古代建築様式で正面はコロニアル様式です
横から見た建物はこんな感じです
中に入ると吹き抜けになっています
プラナカンとは欧米列強による統治下にあった現在のマレーシアを中心とする東南アジアの各地域に
15世紀後半から数世紀にわたって移住してきたマレーシアに根付いた主に中華系移民の末裔の事です
1階のギャラリーには現在のプラナカンの人々を紹介するコーナーがあります
2階は結婚式での様々な伝統儀式に関する展示です
ニョニャ(プラナカンの女性の呼称)が花嫁になるために身につけなければならない技術の一つがビーズ刺繍です
左上の「ケバヤ」と呼ばれる洋服はブレスレットが目立つように袖丈が短く作られているそうです
左下のテーブルクロスには100万個以上のビーズが使われているそうです
中国から伝わったシルク刺繍、インドの金糸・銀糸を使った立体感のある刺繍、ヨーロッパから伝わったガラスビーズを組み合わせてあります
結婚式や葬式など重大な儀式で使われた部屋の再現
婚礼家具のベッド
婚礼パレードの様子
提灯を掲げた人に続き新郎新婦、その後ろに親戚が続いたそうです
花嫁は洋服の下に竹で編んだベストを着て汗染みを防いだそうです
ニョニャのファッション「サロン・ケバヤ」(左下と右上)
刺繍が施された七分袖のブラウスの事を「ケバヤ」スカートの役目をする腰布の事を「サロン」と言います
19世紀に作られた螺鈿細工の椅子(左上と右下)
「ニョニャ・ウェア」と言われるプラナカン独特の陶器
ピンクやペパーミントグリーン、明るい黄緑やクリームイエローで彩色されています
その大半は19世紀に景徳鎮でプラナカン専用のものとして製造されたものです
裕福な家はオリジナルデザインの特注品を作らせたそうです
上2枚はマレー語で「トクパンジャン」と言う特別な饗宴のテーブルを再現したものです
蓋つきの壺は「カムチェン」と言い直径4㎝の小さなものから直径39㎝の大きなものまでサイズはいろいろあるそうです
大きなカムチェンにはスープや飲料水、デザートを小さなカムチェンにはお菓子や化粧品を入れていたそうです
お皿やお椀には鳳凰と牡丹が描かれたものが多く中には蝶々や桃が描かれたものもあるそうです
他にも宗教と祖先礼拝、お葬式を再現した部屋などもあります
1時間くらい見学して従弟一家と待ち合わせの場所へ向かいました
シンガポール切手博物館
入口の横にはシンガポールで唯一現存の植民地時代の郵便ポストが立っています
1879年にパラディアン様式で建てられたフリーメーソンのシンガポール支部
アルメニアン教会
1835年にシンガポールで初めてのキリスト教会として建設されたそうです
シンガポール最高ホテルのひとつ1887年開業のラッフルズホテル
従弟一家が来るまで敷地内のショッピングモールをブラブラしました
ここでお茶をしようと思ったのですが長蛇の列で諦めました
しばらく待っていると子供達は買い物に飽きたのでお嫁さんとシンガポールフライヤーに乗りに行ったと従弟一人だけがやってきました
かき氷でも食べようと近くのホーカー(屋台街)に向かったのですが休憩時間でした
仕方がないのでマリーナベイサンズのフードコート「ラサプーラマスターズ」へ
シークレットガーデン(ミルク味のスノーアイスにフルーツののったもの)(上)
マンゴータンゴ(マンゴーのスノーアイス)(左下)マンゴーアイスカチャン(右下)
食後、従弟と別れてショッピングアーケードにあるシンガポールの紅茶屋「TWG]やスーパーでお買い物をして
18時半頃残ったシンガポールドルでシンガポール名物のバクテー(上)とシーフード粥(下)を頂きました
バクテーは骨付き豚肉を様々な香辛料とたっぷりのニンニクと煮込み、胡椒をきかせたシンガポールを代表するローカルフードです
2017-09-10 19:57
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コメント(12)
シンガポールの結婚のお仕度豪華なんですね。
無論お金持ちだけだと思いますが。。
美しい街並みですね。
by ふーみん (2017-09-10 20:21)
昔の生活を感じられる展示は面白いですね。
街の様子とかは、どうだったんだろう?
by YAP (2017-09-11 07:06)
プラナカン博物館 なんてステキなんでしょう~(♡´□`♡)+。
いろんな国の自分が気に入った部分を切り取って 新しい文化を
取り入れた感じが とっても心ワクワクさせます♪
by ぴーすけ君 (2017-09-11 12:06)
装飾が美しいですね(*≧∀≦*)
食べ物が特に美味しそうに見えるのはお腹が空いているからだけではないと思います(╹◡╹)♡
by りみこ (2017-09-11 12:12)
竹で編んだベストって・・・どこの国も花嫁は結構受難ですねえ。
ペナン島でもプラナカン文化がいっぱい紹介されていましたが、シンガポールは大々的で華やかですね。
by めぎ (2017-09-11 20:03)
刺繍もカラフル、陶器も華やか、裕福だったんですね〜。
食べ物も次々とおいしそうな料理が並んで♪
8色小籠包、これ食べてみたいなぁ^^。
by Inatimy (2017-09-12 22:22)
大変ご無沙汰しておりますm(_ _)m
小籠包といえば、肉詰めしか知りませんでしたが、
こんなにも多様な世界があるんですね~
食べたい~
by とり (2017-09-13 19:49)
・・・ふーみんさま・・・
どこの国でも結婚式の衣装は豪華なものが多いですね。
子供が生まれると支度を始めるというお話でした。
プラナカンの街並みが残っている地域もあって今回は行きませんでしたが
とっても綺麗でしたよ。
・・・鉄腕原子さま・・・
・・・xml_xslさま・・・
・・・@ミックさま・・・
・・・やってみよう♪さま・・・
niceありがとうございます
by miffy (2017-09-24 13:20)
・・・YAPさま・・・
マリーナからバスで20分くらいの所にカトンという地区があります。
そこに行くとプラナカンの伝統建築も見ることができます。
・・・SORIさま・・・
niceありがとうございます
・・・ぴーすけ君さま・・・
プラナカンの雑貨や食器は女子が好きそうなものばかりですよね。
博物館の中にもそういうものが売っているお店がありました。
少々お値段は高かったですが素敵なものばかりでした。
・・・りみこさま・・・
色とりどりのビーズで彩られた雑貨類とっても素敵でした。
シンガポールのお料理はどれも美味しかったです。
このお店の支店が銀座にもあるんですよ~
・・・ぼんぼちぼちさま・・・
niceありがとうございます
by miffy (2017-09-24 13:29)
・・・めぎさま・・・
シンガポールの暑さであの分厚い衣装を着てのパレードは大変ですよね。
多民族が集まる国なので目立つためには派手になるのかしら・・・
・・・soramoyouさま・・・
niceありがとうございます
・・・Inatimyさま・・・
プラナカンは貿易で成功した裕福な方が多いみたいです。
シンガポールのお料理はどれも美味しかったです。
8色小籠包、銀座にある支店で食べられますよ~
・・・U3さま・・・
niceありがとうございます
・・・とりさま・・・
お久しぶりです~
小籠包、最近はいろいろなバリエーションがあるみたいですよ~
このお店は銀座に支店があります。
機会があればぜひお試しください。
by miffy (2017-09-24 14:00)
・・・ネオ・アッキーさま・・・
・・・ハマコウさま・・・
・・・(。・_・。)2kさま・・・
・・・kazushiさま・・・
・・・ありささま・・・
niceありがとうございます
by miffy (2017-09-24 14:01)
・・・kiyokiyoさま・・・
・・・いっぷくさま・・・
・・・ribonribonさま・・・
・・・Mariさま・・・
・・・たかぼんさま・・・
・・・マルコメさま・・・
・・・アヨアン・イゴカーさま・・・
niceありがとうございます
by miffy (2017-09-24 14:03)