SSブログ

Государственный Эрмитаж② [ロシア]

旧エルミタージュの建物にある評議会の階段の踊り場

壁は白とピンクの人工大理石のパネルと壁柱で飾られ、踊り場の柱は白い大理石だそうです

1850年に作られた孔雀石の花瓶が飾られています

部屋番号 254 レンブラントの間

Rembrandt Harmensz. van Rijn(1606生1699没)は17世紀オランダを代表する画家です

「The Return of the Prodigal Son(放蕩息子の帰還)」

1661年~1669年作 262×206cm

 「The Angel Stopping Abraham from Sacrificing Isaac to God(イサクの犠牲)」

1635年作 193×133cm

「The Holy Family(天使のいる聖家族)」 1645年作 117×91cm

「Portrait of an old man in red」 1654年作 108×86cm

「Portrait of Baertje Martens」 1640年作 76×56cm

「Young woman trying earrings」 1654年作 39.5×32.5cm

「The descent from the cross」 1634年作 158×117cm

「Flora(春の女神フローラに扮したサスキア)」 1634年作 125×101cm

サスキアはレンブラントの奥さんで彼女をモデルとして描いた作品がたくさん残されています

「Danaë(ダナエ)」 1636年作 185×203cm

この作品は1985年6月15日にリトアニア人の青年によって傷つけられました

硫酸を浴びせかけた上に刃物で2回切りつけられたそうです

被害が大きかったのはダナエの顔、髪、右腕、両脚だったそうです

1985年~1997年にかけて修復が行われましたが完全に修復することは叶わなかったそうです

部屋番号 239 スペインの小部屋

ギリシアのクレタ島出身のEl Greco(1541年生1614年没)や

15世紀から17世紀初めのスペイン画家の作品が展示されていました

「St Bernard」 エル・グレコ 1579年作 116×79.5cm

「The Virgin and the Child with a Cross-shaped Distaff」

Luis de Morales(ルイス・デ・モラレス 1501年?生1586年没)スペインの宗教画家

1570年作 71.5×52cm

「St Andrew」  Miguel Barroso(1530年生1590年没) 

1587年~1590年作 78×55.5cm

エル・グレコ 「Sts Peter and Paul(使徒ペテロとパウロ)」

1587年~1592年作 121.5×105cm

(右) 「St Sebastian and St Fabian」作者不明 1475年から1500年の間の作品141.4×89.5cm

途中で切れてますが・・・(左)Entombment 作者不明 1490年頃作 94×182cm

部屋番号 239 スペイン天窓の間

17世紀と18世紀のスペイン絵画が展示されています

アーチ型の天井と小壁は金色のモールディングで飾られています

Francisco de Zurbarán(フランシスコ・スルバラン1598年生1664年没)バロック期のスペインの画家

「St Lawrence」 1636年作 292×225cm

「Childhood of the Virgin(聖母マリアの幼年時代)」

1658年~1660年作 73.5×53.5cm

Bartolomé Esteban Perez Murillo(バルトロメ・エステバン・ムリーリョ1617年生1682年没)

バロック期のスペインの画家

「Boy with a Dog(少年と犬)」 1655年~1660年作 70×60cm

「Vision of St Antony of Padua」 1660年~1680年作 250×167cm

 

「Walpole Immaculate Conception」 1680年頃作 195×145cm

「 Rest on the Flight into Egypt」 1665年頃作 136.5×179.5cm

「Portrait of the Actress Antonia Zarate(アントニア・サラテの肖像)」

 Francisco José de Goya y Lucientes(フランシスコ・ゴヤ) 1746年生1824年没

スペインの宮廷画家

「Luncheon(朝食)」 1617年頃作 108.5×102cm

Diego Rodríguez de Silva y Velázquez(ディエゴ・ベラスケス)1599年生1660年没

スペイン絵画の黄金時代だった17世紀を代表する画家

「Portrait of Philip IV」 1640年作 203×122cm

この作品はベラスケスの工房で描かれたもの

部屋番号 207~212 13世紀から15世紀初めのイタリア美術の間

天井の装飾

「Magnanimity of Scipio Africanus」1512年~1516年作 62×166cm

 Bernardino Fungai(1460年生1516年没)

「Madonna and Child with four angels 」 1425年頃作 81×51cm

Fra' Angelico(フラ・アンジェリコ)1390年/1395年頃生1455年没

初期ルネサンス期のイタリア人画家

続きます


nice!(28)  コメント(20) 

nice! 28

コメント 20

YAP

こちら、絵画の撮影がOKなんですね。
日本の美術館も、もっとオープンであってほしいと思います。
by YAP (2012-10-01 08:11) 

popoki

これだけ宗教画が集まると、インパクトがすごいですね。
しかも、それぞれ大きいし。
硫酸をかけて斬りつけたという話には、
本当の理由はわかりませんが、
文化や歴史の背景を想像してしまいました。
それにしても、美術館って、やっぱりお国柄が出るものですね〜。
ハワイは気楽です。笑
あ、仏像、私も誰かに似ていると思ってました。
でも、じっと見ていると、誰もの顔に見えてくるのです。
さすが仏像、とか思ってます。笑
by popoki (2012-10-01 12:40) 

あつこ

写真撮影オッケーってまた、寛大やね~
お客さんまで絵になる♪
by あつこ (2012-10-01 13:27) 

カトリーヌ

エルミタージュも撮影OKなんですかーーww
やっぱり行きたいっo((>ω<o))((o>ω<))o
レンブラントにムリーリョにゴヤなど、知った名前がいっぱい出てきて
うれしかったです❤やっぱりそれぞれ画家の特徴がありますね♪♫♩♬
「放蕩息子の帰還」というタイトルにちょっと笑ってしまいました^^
いつの時代にもそういうことってあるのですね(*´艸`*)
by カトリーヌ (2012-10-01 15:38) 

ふーみん

写真撮影OKだったのですね。
室内で撮りにくいのに上手く撮影されてますね。
有名な方ばかりの絵 一枚上げますと言われたら
どれにしようかまよいます。 バカやね。
by ふーみん (2012-10-01 22:04) 

めぎ

絵の数も質も素晴らしいけれど、建物が素晴らしく豪華ですね。
全部見ていると何日あっても足りなそうです。
by めぎ (2012-10-02 00:35) 

miyoko

天井や壁の装飾もおしゃれで素敵ですね~^^
by miyoko (2012-10-02 01:06) 

ぴーすけ君

どの絵も陰影をきれいに使い分けて、効果的に描かれてますね。
by ぴーすけ君 (2012-10-02 20:16) 

Inatimy

壁の色がカラフルで明るいですね。 
天窓の下で、自然光で見られるというのは、とってもいいなぁ。
ライトだと角度によって妙に反射したり、見えづらかったり。 
こんなにもたくさんのムリーリョの絵を所有してるとは。 
ロシアまでは行けないけれど、またアムステルダムの分館にもやって来るといなぁ・・・。
作者不明の宗教画も、植物がキレイに描かれててそばで観てみたいわぁ♪
by Inatimy (2012-10-03 01:17) 

花火師

すばらしい絵画の数々、いいですね〜
by 花火師 (2012-10-04 23:49) 

マンチ軍団

どれも素晴らしい作品ですね!
なかなか見る機会がないので写真撮影OKで良かった。
by マンチ軍団 (2012-10-05 22:19) 

chariko

あぁもう、くらくらするぅ~(笑)
実は少し前まで古典絵画って、ちょっと重く感じて苦手だったのですが、
最近何だか好きに♪ 思いっきり食いついちゃいましたー!
レンブラントもエル・グレコも随分所蔵してらっしゃる~
展示室が広々していて見やすそうなのもいいですね。
できることなら、1週間くらい通ってじっくり見たいなぁ。。^^
続きも楽しみにしております~♪
by chariko (2012-10-06 16:38) 

たかぼん

写真OKなんて珍しい。
見たことあるようなないような作品もありますね。
by たかぼん (2012-10-07 15:14) 

miffy

・・・YAPさま・・・

エルミタージュは撮影自由で無料でした。
有料でもいいので撮影させて欲しいですよね。


・・・りみこさま・・・
・・・sakamuさま・・・

niceありがとうございます


・・・popokiさま・・・

19世紀より前の絵画で有名なものは宗教的な絵が多いですね。
大きな教会やお屋敷に飾ってあったからか大きな作品が多いですしね。
硫酸を浴びせた犯人は「ダナエに誘われたから」と供述していたそうです。
精神を病んでいたみたいですが、ダナエと一つになりたかったとか・・・


・・・あつこさま・・・

写真もビデオもOKでした。
フラッシュさえ使わなければ撮影出来るのは良いですよね。
by miffy (2012-10-13 15:54) 

miffy

・・・ぴーすけ君さま・・・

宗教画だからでしょうか、光を有効的に使った作品が多かったです。


・・・カトリーヌさま・・・

エルミタージュはまだ撮影OKでした。
自分が見た作品を記憶するためにも撮影したいですよね~
好きな画家の作品ばかり見ていたので有名な画家ばかりになってしまいました^^;
「放蕩息子の帰還」はキリストが語ったたとえ話なんですけど、大昔から人間は変わらないのだなと思いました。


・・・マチャさま・・・

niceありがとうございます


・・・ふーみんさま・・・

撮影OKだったのでたくさん撮ってしまいました^^;
窓が多くて、絵に光が差し込んで反射してるのが多かったので
失敗もたくさんありました。
私は一枚もらえるのならムリーリョの作品が欲しいです。


・・・めぎさま・・・

絵も建物も素晴らしかったです。
細かい所まで見ていたら相当な時間がかかるでしょうね。
by miffy (2012-10-13 16:09) 

miffy

・・・miyokoさま・・・

作品だけでなく調度品も素晴らしいものばかりでした。


・・・ユミさま・・・
・・・めぇさま・・・

niceありがとうございます


・・・Inatimyさま・・・

明るい壁と自然光で作品そのものの色や細かい所まで見ることができて良かったです。
大きな窓がある所は絵に光が差し込んでいて大丈夫かな?と思うこともありましたが・・・
ムリーリョ好きな画家なのでたくさん見ることが出来て嬉しかったです。
アムステルダムの分館で鑑賞できるといいですね~


・・・花火師さま・・・

見たことのある作品がたくさんあって素晴らしかったです。
by miffy (2012-10-13 16:33) 

miffy

・・・ギルバート明子さま・・・
・・・まめさま・・・

niceありがとうございます


・・・マンチ軍団さま・・・

素晴らしい作品がたくさんありすぎて自分の記憶のためにも撮影できて良かったです。


・・・charikoさま・・・

古典絵画は宗教がらみのものが多いので好き嫌いがハッキリしますよね。
好きになるキッカケは何だったのかな~
好きな画家の作品がたくさんあってとっても嬉しくてついついたくさん撮り過ぎちゃいました^^;
エル・グレコの受胎告知もあったのですが、美術館の所蔵作品の中にないんですよね・・・
特別に飾られてたのかな?
ぜひ1週間くらいかけてじっくり鑑賞してください^^


・・・(。・_・。)2kさま・・・

niceありがとうございます
by miffy (2012-10-13 16:47) 

miffy

・・・flutistさま・・・

niceありがとうございます


・・・たかぼんさま・・・

以前は撮影OKの美術館も多かったのですが、最近はダメになってきたみたいです。
日本でもエルミタージュ美術館展何度も行われているのでその時に来た作品もあるのでしょうね。


・・・アヨアン・イゴカーさま・・・
・・・xml_xslさま・・・

niceありがとうございます
by miffy (2012-10-13 16:49) 

miffy

・・・toraneko-toraさま・・・
・・・naonaoさま・・・

niceありがとうございます
by miffy (2012-10-14 20:18) 

miffy

・・・とりさま・・・
・・・ペタッキさま・・・

niceありがとうございます
by miffy (2012-11-10 15:34) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。